200名超の参加で盛会裡に

関西壱岐の会(立石英隆会長)の創立二十周年記念総会が去る六月二十八日大阪リバーサイドホテルにおいて開催され、壱岐からも眞鍋総務部長を始め、又各地壱岐の会や在阪長崎県人会、各市、各町人会代表など日頃から交流の有る会の方々が多数参加して下さり、又若い年代の会員も増えて総勢二百名を超す参加者で、会場内は会旗や大漁旗、壱岐の観光ポスターなどで飾られ、物産品販売も盛況で熱気に溢れていた。今年は八年努められた立石会長が退任され、第五代会長に芦辺町那賀出身の斎藤肇氏を選任し承認された。第二部の懇親会の前に元宝塚雪組、星組娘役トップスターで現在は俳優として活躍中の東千晃さんの華麗なライブショーで盛り上げた後、二十周年の記念にふさわしい国酒壱岐焼酎の一斗樽の鏡開きを山内県酒造協同組合理事長、伊豆壱岐酒造協同組合理事長、眞鍋壱岐市総務部長、長嶋壱岐市観光連盟会長、立石関西壱岐の会長の五人が揃いのハッピで会場のかけ声に合わせ一斉に木槌を打ち下ろし、長嶋会長の発声で全員が壱岐焼酎で乾杯した。会場には瀬戸出身の大阪で壱岐料理を出している女将さんが作った数々の郷土料理を出し会員の行列ができるほど大好評だった。来賓の挨拶で壱岐高、壱岐商高校の近況報告の中で各校がいかに頑張って優秀な生徒を育てているか、又壱岐市の近況では地元だけでは限界がある面も多く、島外に住む我々が故郷壱岐の為に何が出来るかを考えさせられた。関西壱岐の会の歌を作詞した勝本出身の辻衛氏と大知直樹氏が自作の壱岐の唄を合唱、この日の為、神戸の須磨海岸で練習したとか。抽選会では今年はメロンや壱岐牛、勝本朝市の干物や高級焼酎など豪華な品物もあり、「私はいつも当たらん」と言っていた人に当たって大喜び、初めて会った人とでも壱岐出身と言う事で終始会場内は盛り上がっていた。参加して喜んで頂いた会員の方々が来年友人を連れて来て下されば幸いであるが、私達も新しい会員の発掘と育成に努め、この会が更に発展し連綿と続くよう今を大切に次代に繋げたい。