第六回長崎ふるさと祭りin関西 目良恒郎

「九百名が集まり大いに賑わう」
十一月三日に今年で六回目となる「長崎ふるさと祭in関西」が
前日までの雨がうそだったかのように晴れる中、大阪市旭区の淀川河川公園で開催された。
壱岐の会のブースはテント二張りを用意し役員二十名が参加し、準備中にも続々と来場者があり
「昨年買って美味しかった、まだ売ってないのか」などと何人も来られていた、
聞いてみると壱岐出身者ではなく、中には大阪の方も多くおられ、さすが六回目ともなると
皆さんよく知っておられ、サザエの壺焼きや干物の整理券を求め、準備中に長蛇の列が出来た。
物産販売コーナーには壱岐酒造協同組合から提供された焼酎七蔵の全銘柄を並べて、
試飲と販売をした。干物は百セットがわずか一時間足らずで売り切れ、
他物産品も好調な売れ行きで参加者が皆、壱岐の味を知ってくれているように感じた。
イベントはコマ回しやパンもどき食い競争、壱岐出身者の若者を含む
五人組のグループ「男の浪漫」の歌や少年剣士の剣道形などが行われた。
壱岐の会の凧つくり名人滝山氏の凧つくりコーナーにはすぐに子供が詰めかけ
予定の三十セットを使い余分に作っていたものまで使ってしまい同コーナー担当は
食事も出来ないほどの盛況で出来上がると青く澄んだ秋空に揚がっていた。
今年は各種のパンフレットを入れた立派な紙袋(壱岐市提供)を四百セット用意し、
壷焼の行列者と物産品を購入した人にもその袋に入れ渡し全て配布できた。
今年も壱岐の会の集客力が一番でありこのような催しは壱岐のみならず
長崎県人各会との交流や宣伝にもなり関西に住む私達がふるさと応援隊としての
役割を今後も続けていくつもりである。
                          
                            関西壱岐の会
                                副会長  目良恒郎