壱岐の島フェアイン大阪駅が六月二七日と二八日の二日間開催された。昨年同様大阪駅中央コンコースの一等地で八畳敷の神楽の舞台に一支国博物館のパネルや人面石のレプリカも展示、背面に壱岐の特産品である焼酎やや海産物、メロンまで並べられており一見して壱岐の島と分かる看板や旗、パネルで「壱岐から来た」とアピール。神楽が始まる前から人垣が出来て手に手にカメラやスマートフォンで写したり、見せ場や舞が終わる事に拍手がわき、人通りの多い駅構内で厳かな笛と太鼓の音で神官が舞う場面など他では体験出来ない事である。一支国博物館の松見学芸員も博物館の説明をしたり観光の事も尋ねられたりしてパンフレットを渡しながら壱岐への観光を大いに宣伝していた。今回は壱岐神楽保存会会長の後藤宮司が、壱岐神楽について、「壱岐は古代より朝廷から重要視された島で多くの神社が有る神々の宿る島であり、私達の使っている横笛も自分達で作ったものを使っている、このような場所で舞う事は滅多に無い、是非壱岐に来て欲しい」と宣伝も忘れずにした。このイベントについて当日の中央紙各紙にも案内記事が掲載され、私の知人もそれを見て神楽に興味があるので来てくれ干物も買い、是非壱岐に行ってみたいと言っていた。中央紙に掲載された事で大きな宣伝効果が有ったと思う。今回も島民あげて行われ壱岐の知名度は随分上がってきたと思う。この機会に是非とも観光に繋げていき今後も続いて労力、費用を惜しまず得るものに期待し皆さんと協力していきたいと強く思う。